豊森とは

地域の中で暮らしの足元を見つめ
人と人、人と自然を結びつけるためのプロジェクト

たくさんのモノや便利さを追い求めつづけているうちに、ふと気がつくと私たちは、
自然を生かした暮らしの「豊かさ」が見えなくなってしまいました。

自分の田畑でお米や野菜をつくり、川魚や野草を楽しみ、薪や炭で暖をとり、流域でつながる。

その土地の自然の恵みに 支えられた暮らしの知恵や技に触れたとき、
そこに、これからの生き方へのヒントがあることに気づかされます。

山里からは自然や暮らしの知恵をまちに伝え、まちに住む人は、暮らしの中に森を育てる。

木の家や家具から、それが育った森がみえる。食卓から、山や田畑やつくった人の顔がみえる。

山里が元気になり、まちが変わり、森が笑う。
そんな「循環(つながり)」が、そこで生きる人たちの「なりわい」を支えられたら…

森を暮らしとつなぐ     
森を仕事とつなぐ     
森とまちをつなぐ     
「つなぐ」人になろう

私たちが考える「豊かさ」はここから生まれます。
その実現をめざすプロジェクト、それが「豊森」です。

実施体制

豊森は、一般社団法人おいでん・さんそん、豊田市、トヨタ自動車株式会社、特定非営利活動法人地域の未来・志援センターの4者による官民の共働事業です。

豊森実行委員会

委 員 長澁澤 寿一認定NPO法人共存の森ネットワーク 理事長)
委  員鈴木 辰吉一般社団法人おいでん・さんそんセンター 代表理事)
 駒宮 博男NPO法人地域再生機構 理事長)
 中川 恵子NPO法人地域の未来・志援センター 理事)
 大洞 和彦トヨタ産業技術記念館 館長)
 松原 真豊田市 企画政策部 企画課長)

豊森なりわい塾事務局
一般社団法人おいでん・さんそんセンター

豊森なりわい塾とは

豊森なりわい塾は、公募で塾生を募集し、農山村をフィールドに、実際「あるく・みる・きく」ことを通して学び、いっしょに、これからの生き方、働き方、社会のカタチを考える塾です。

(Youtube動画説明)

こんな事を身につけます

◆暮らしを創る力
地元の方たちや、山里に移り住んだ先輩たちとの交流を通して、自然の恵みを生かし地域に寄り添った暮らしがどんなものなのかに触れていただきます。

◆なりわいを構想する力
地域の課題やその解決の模索を通して、新たなコミュニティビジネスを創出するヒントを得ることができます。

◆地域を支える力
地元学や聞き書きを通して、地域を知り、地域に愛着を持ち、地域に溶け込むとはどういうことか体感していただきます。

◆志をともにする仲間づくり
1年間の講座・活動をともにする事で、同じ志を持つ仲間ができます。

こんな人が塾生です

・これからの自分の生き方、働き方を真剣に考えたい人
・まちに住みながら、農山村との交流(つながり)を深めたい人
・「半農半X」的な暮らしを求めている人
・Uターン、Iターンなど、将来、田舎に住みたい人
・自然資源を生かしたスモールビジネスに関心ある人
・都市や農山村の抱える課題を学び、何か行動したい人
・いっしょに活動できる仲間を求めている人

豊森の由来

プロジェクト名の由来

トヨタ、豊田市、豊かな森。
このプロジェクトが、今後どんどん日本社会の既成概念を鮮やかに覆していけるように、気骨や馬力を込めて漢字二文字、「豊森」と名づけました。明るく美しくしぶとく燃える、炭焼き小屋で生まれた炭火のように、みんなの心を温めて、日本という国を幸せにしてくれるプロジェクトになりますように。

豊森ロゴについて

スタッフ紹介

中川 恵子
NPO法人 地域の未来・志援センター

みなさん、こんにちは!
碧南市の鋳物の町工場で育ち、大学卒業後は、「生きるとは?」「存在とは?」という哲学的命題にしばし苦しんだ後、産声を上げたばかりの、今でいうNPO「中部リサイクル運動市民の会」に遭遇。当時は、新しいことばだった「リサイクル」に、物だけでなく自然、生態系も含めたすべての循環の意を感じて活動に没頭。気がつけば28年。その間、環境雑誌の編集を20年、各種プロジェクトの事務局運営、イベント企画、ネットワークづくり、調査活動、国際協力など、いろいろ体験をしてきました。「豊森」は、新しい時代を拓く気運の煙が立ち込めているのを感じます。スタート時から事務局を担って12年…集まる人たちの志のタネが大きく成長し、文字通り「豊かな森」になるように、今後とも新体制を応援させていただきます! 名古屋市東区在住。


松本 真実
おいでん・さんそんセンター

道産子。1999年結婚を機に豊田へ。一女一男の母。医療・福祉業界⇒食育活動⇒交流館主事を経て、数年来、私こそが入塾したかった豊森なりわい塾に、ご縁ありスタッフとして参加できることは、この上ない幸運です。出逢いと学びと感動から様々な想いや実践が生まれることが、楽しくて仕方がありません!さて今期の豊森からは何が生まれるでしょうか?とっても楽しみです!!


田中 あつこ
おいでん・さんそんセンター

豊田市生まれ、大学進学をきっかけに山形へ移住、卒業後山形県西村山郡朝日町にて、廃校になった小学校を活用した「芸術を活用した多世代多分野による交流拠点」づくりの活動を行う。2011年に豊田市へ戻り、観光事業に携わりながらイベント企画、ネットワークづくり、豊田市近隣で活動する市民団体の活動支援などを行う。豊森なりわい塾7期を卒塾し、今はスタッフとして改めて豊森での学びについて考えさせていただいています。


内藤 麻美子
サポートスタッフ

静岡市出身。高校2年時に「聞き書き甲子園」(第1回)に参加し、大径木の製材の名人に取材に行きました。大学時は、聞き書き甲子園の卒業生が立ち上げた「共存の森」の活動に参加しました。そこで澁澤塾長と出会い、全国の様々な農山村地域を紹介していただき、そこに暮らす人生の大先輩達とのご縁をいただいたことが、人生の大切な糧となっています。 大学卒業後は、地元に戻って地方公務員の職に就きましたが、「共存の森」の活動でお世話になった地域の方に夫を紹介してもらい、結婚を機に退職。愛知県豊田市の山間地域にある夫の生家にて、現在は夫と息子、義両親、義祖母と同居しています。平成28~30年度までの3年間は、岡山県真庭市で実施されている真庭なりわい塾の事務局を担当しました。豊森なりわい塾には、第6期から地元の協力スタッフとして関わっています。


田中 あつこ
おいでん・さんそんセンター

豊田市生まれ、大学進学をきっかけに山形へ移住、卒業後山形県西村山郡朝日町にて、廃校になった小学校を活用した「芸術を活用した多世代多分野による交流拠点」づくりの活動を行う。2011年に豊田市へ戻り、観光事業に携わりながらイベント企画、ネットワークづくり、豊田市近隣で活動する市民団体の活動支援などを行う。豊森なりわい塾7期を卒塾し、今はスタッフとして改めて豊森での学びについて考えさせていただいています。

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