講座報告
2021年6月26日(土)10:00~16:30/2021年6月27日(日)10:00~16:40
1日目:豊田市石野交流館/2日目:豊田市石野交流館
目的/ねらい
1)豊森なりわい塾の趣旨と、一年を共にするメンバーを確認する。
2)集落を歩きながら五感で感じ、里山の景観がこれまでのくらしの積み重ねであることを知り、それを支えてきたものに思いを馳せる。
   1日目  2日目
午前 10:00入塾式
10:30記念撮影

10:50第1回講座開始
レクチャー「豊田市の山村地域について」
 講師:鈴木辰吉
レクチャー「豊森のめざすもの」
 講師:渋澤寿一
10:00講座開始
10:05グループワーク
フィールドワークのまとめ
午後 12:45フィールドワークの説明
13:10フィールド移動
14:00フィールドワーク
「地元学?あるくみるきく」
16:30講座終了
13:00グループワークの発表
14:45レクチャー
「いまなぜ地域か ~グローバルからローカルへ~コロナは時代を変えられるか」
 講師:駒宮博男

16:00感想共有
16:40講座終了

資料 【鈴木さん】豊森第10期入塾式圧縮.pdf [駒宮さん]豊森10期第1回.pdf
【渋澤さん】豊森の目指すもの2021圧縮.pptx
1日目:35名(オブザーバー参加2名:吉本さん、野原さん)/2日目:27名

令和3年度第10期豊森なりわい塾がいよいよ始動しました!

今期の入塾者は20歳代から60歳代までの20名。昨年はコロナウィルス感染拡大防止の社会的要請から、令和2年度の新規入塾生の受け入れを断念したうえ、今年度は4月に発出された愛知県緊急事態宣言に伴い、実に1年と1か月遅れのスタートとなりました。

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 626日(土)入塾式。豊森実行委員会を代表し、専任講師の駒宮博男さんは「東日本大震災、リーマンショック、そしてコロナ禍。大変な時代の中で実施されてきたこの塾に、何か世の中に違和感を感じている方が集ったのではないか。コロナ後の社会は、コロナ前の社会に戻るというものではない。これからの社会の最先端を、共に考えていきましょう!」と挨拶。

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太田稔彦豊田市長は「豊田市は都市と農山村との共生というテーマを持っている。これからの時代、もっと便利に、もっと豊かにと追い求め続けるのはありえない。持続可能性を考えるのなら、むしろ豊田市の山間地の暮らしに持続可能性やスマートライフの本質があるのではないか、と私は思い続けている。中国等では都市と山村とは300~400km離れているが、豊田市ではせいぜい30~40kmで桁が違う。その中で都市と山村とを分けて考える意味がどれほどあるだろうか。レッテルの貼り方で山村地域の見え方は変わる。山村に関心を持つ塾生のみなさんにとって、くらしの選択肢は日本全国に沢山あるが、孤立した山村なのか、都市とのアクセスも可能な山村なのか。私は絶対に豊田市をお勧めしたい。豊森で地域の方の生の声を聞きとって、どうぞこれまでの山村地域のレッテルをはぎ取り、みなさんのライフスタイルを実現する場として選択を。住民票はいつでも受け付けます()」と語りました。

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トヨタ産業技術記念館館長の大洞和彦さんは、トヨタ自動車()の社会貢献活動で里山の再生や循環型社会の活動をされている講師を招いた人材育成プログラム「エコの森セミナー」をルーツとした豊森のこれまでの取組みやその社会背景について説明し、「豊森は地域に入る作法や暮らしを作ることを大切にしている。地域に多様な人が関わることで、変化が起きる。どうぞ今日から積極的に関わっていってほしい」と激励。

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 10期塾生を代表し岡田ゆりさんは「学生時代から様々な活動に取り組んできたが、コロナ禍で交流が減りわくわくが足りないと感じている。募集説明会で卒塾生が山村地域へ移住したり、みつばちのワークショップを開催したりと、楽しそうに自分のフィールドを広げている話を聴いた。私も講座を通じて多様な皆さんと関わり、自分らしい生き方やキャリアを考え、次の行動につなげていけるよう楽しんで学んでいきたい」と講座に向けた意気込みをいきいきと語りました。

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以下、スタッフ戸田の講座レポートでお伝えします!

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入塾式の後はさっそく、(一社)おいでん・さんそん代表理事の鈴木辰吉さんのレクチャーで第1回講座が始まりました。

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辰吉さんご自身が生まれ育った当時の押井町(旭地区)の紹介に始まり、合併後の豊田市の山村地域の特徴について学びました。数千年間、人々の営みが続いてきた押井町は、持続可能なくらしを考えるきっかけとなったのではないでしょうか。

オンラインで実施された豊森実行委員長の澁澤寿一さんのレクチャーでは、聞き書き甲子園とマタギのおじいさんのお話、時代の変遷とお金や暮らしの変化、現在の都市の暮らしと山村の暮らしについてなど・・・さらに広い視野から、地域に入って学ぶことの意味についてお話がありました。

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午後からは、地元学のフィールドワークへ出かけました。

今年度お世話になる地域は、下山地区羽布自治区羽布町と、足助地区明和自治区五反田町です。

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田んぼや山に囲まれた里山地域を、そこで生まれ育った地元の方と一緒に歩き、肌で感じ、たくさんのことを質問させていただきながらお話をうかがいました。

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美しい里山風景の背後にある壮大な人の営みが浮かび上がってくるような1日となったのではないでしょうか。

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日目は、前日のフィールドワークで感じたことをグループごとに出し合い、まとめを作って発表しました。ふたつのフィールドそれぞれの幅広い学びも共有することができました。

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駒宮先生のレクチャーでは、コロナ禍の今まさに起きていることの本質、世界の経済と資源、私たちの暮らしがつながって、自分事として見えてくるようなお話がありました。

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最後に、塾生のみなさんひとりひとりから、2日間で感じたことやこれからの生き方について考えたことをシェアしていただきました。コロナ禍でなかなか人と人のコミュニケーションが持てない今、深い話ができる場が貴重でうれしい、といった感想も聞かれました。それぞれの思いがあふれるまなざしがとても印象的でした。

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 次回は7月、テーマは「森林」です。

またみなさんとお会いできるのを楽しみにしております♪

(スタッフ戸田)



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