講座報告
2020年1月18日(土)10:00~16:00/2020年1月19日(日)10:00~17:00
1日目:松平交流館/2日目:石野交流館
目的/ねらい
1)改めてこれまでの歩みを振り返り、講座で得られた学びを整理する。
2)自分にとっての幸せにつながるものを自分に問いながら、修了レポートのネタを見つけ、ふくらませる。
   1日目  2日目
午前 第6回講座のふりかえり

レクチャー&ワークショップ
「近現代を捉えなおす」
  講師:駒宮博男

 

レクチャー&ワークショップ
「豊森的幸福論を考える」
  講師:駒宮博男


とよもり食堂
午後

修了レポート作成のためのワークショップ1
「どんな時に幸福感を感じるか&これまでの振り返り」
I-time/We-time

修了レポート作成のためのワークショップ2
「X年後を想像してみる」
I-time/We-time

レクチャー
「未来のための江戸の暮らし」
  講師:渋澤寿一


資料 駒宮先生「近代を捉えなおす」.pdf 駒宮先生最終講義「豊森的幸福論」.pdf
渋澤先生最終講義「未来のための江戸」.pdf
1日目:26名/2日目:26名(両日共視察:東京ガス?中島伸二様含む)

年末年始のお休みを経て。

第9期豊森なりわい塾、実質最後となる今回講座は、

これまでの学びや気づきを基に作成する「修了レポート」の

土台づくりの時間をたくさん設けました。

まずは恒例になった駒宮先生の前回講座のふりかえりから。

前回講座ふりかえり.jpg

駒宮先生曰く「みなさん熱心に質問をくださるので、解答だけで

一日使いたいくらいでした」

前回講座ふりかえり0.jpg

政治の仕組みも地域の課題解決を考えると、〇民党、社〇党、

とかいう分け方ではなく、もしかしたら都会党、田舎党、という

分け方のほうが合ってるかも?

では地域ってどこからどこまでの範囲なのか。。。

駒宮先生レク1.jpg

ローマ、イスラムの地中海域の覇権の歴史から、近代西洋史を再考。

現代のグローバリズムとは、世界のヨーロッパ化、アメリカ化。

第4次産業革命を経験してもなお、いまだに20世紀型の思考が

メインストリーム。。。

塾生の多くは"ミッドライフクライシス"の違和感を感じている。


「まずは問題の構造を知ること」

「"足るを知る"新たな?懐かしい?価値の創造」

みなさんの答えは、皆さんの気持ち・違和感の中に。


今日のお昼休憩中には、AIが専門の塾生と、農家の塾生とが

コラボレーションした「ジャガイモ判別センサー」のテストが

行われました。

昼休みの挑戦.jpg

塾生はもちろん、スタッフも興味津々。

それぞれの想いや得意分野を持ち寄ることで、新しい化学反応が生まれる。

豊森の神髄ここにあり!


午後からは「修了レポート作成のためのワークショップ1」。

自分の人生を振り返って、どんな時に幸福感を感じ、どんな時に

もやもやを感じてきたのか、考えてみます。

自分グラフ.jpg

自分の幸福度の変遷をグラフで描いてみて、自分を深堀していきます。

1日目グループトーク.jpg

それを小さいグループトークで一人ずつ発表。

お互いにどんどん質問も出ます。

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「話しているうちに、思いがけない方向から、また自分を深堀りできた」

「一年を共に過ごしてきた仲間だからこそ、赤裸々に話せてしまうのかも」

塾生からはそんな感想がたくさん聞かれました。

今日は駒宮先生の幅広く深いインプットもアリ、お互いの半生を語り合う

アウトプットの時間もアリ、の充実の一日となりました。


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2日目は駒宮先生の最終レクチャー「豊森的幸福論を考える」から始まりました。

グローバリゼーションからローカリゼーションへ。

グローバリゼーションとは?その起源は?から紐解き、

GDP、デリバティブ、国家の負債のお話。。。

これまでの経済学からこぼれ落ちてしまっている

「お金を介在しない経済活動」「シャドウワーク」など、

GDP以外のお金の流れを自覚する必要性を学びました。

駒宮先生レク.jpg

国民国家というシステム自体が、機能不全を起こしている。

駒宮先生レク0.jpg

所得の再分配も大事だが、能力の再分配も必要。

「自分の能力を社会のために使う。」

江戸は人類史上、まれにみる持続可能社会だった。

この流れで、午後からの渋澤先生のお話に続きます。


お昼休みは毎度のお楽しみ!

とよもり食堂開店です!!

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本日はお餅入り小豆粥や鰊の西京煮や黒豆など、

年末年始のお疲れちゃんな胃を労わってくれる優しい食卓。

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食材やお料理の説明をしてくれるのは、とよもり食堂の母、室谷さん。

 豊森食堂いただきます.jpg

今日の豊森食堂スタッフのみなさん。

みんな揃って、いただきます!

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「ちょっと調子が悪いので。。。」と言っていた塾生も、

小豆粥をお代わりしていました。

今日も幸せな時間を、ありがとうございました!


さてさて、午後からは「修了レポート作成のためのワークショップ2」。

具体的に自分のX年後を想像し、妄想をふくらませてみます。

2日目I-time.jpg

これまで女子だけのグループはあまりありませんでしたね。

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駒宮先生も加わって、妄想のタネが育っていきます。

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決まりも縛りもなく、承認しかない場で、話がどんどん膨らみます。

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仲間と夢を語るときって、みなさん本当にいいお顔をされますね!

塾生からは「今の気持ちはぼんやりしているけれど、聴いてもらえて

自分の悩みを出せてほっとした。言葉にだすの大事!」

「相談し合える仲間に出逢えたのが、何より嬉しい」など、

感想がきかれました。

「悩みは次への扉」byスタッフ中川


つづいて、渋澤塾長最後のレクチャー「未来のための江戸の暮らし」。

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1720年代には世界一人口の多い100万人都市だった江戸。

その人口を養うだけの食料供給システムがあったということ。

自然保護事業に対して、世界初の租税優遇措置をとったのも江戸。

今の東京の都市整備の基礎は、江戸時代にすでにできていた。

開国を迫りに日本に訪れていた外国人たちは、品性や美意識、

礼節を持ち、自給社会に満足している日本をそのままにしたほうがいいのでは、

と自身の職務に疑問を持つ者さえいたという。

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持続可能な社会とは。

自治とは。

日本の文化とは。モラルとは。

私たちがたった数十年の高度経済成長期に見失ったものとは。

これからの社会に取り戻すものがあるとしたら。。。

渋澤塾長の、渾身のレクチャー。


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それを受けて、最後に質疑応答の時間を設けました。

止まらない質問。

中川より次回講座でひとりひとりに発表してもらう「修了レポート」

作成についての説明があり、今回講座は終了。

帰りの道すがら。

夜、寝室に入ったとき。

これからの社会、自身の人生、家族のこと。。。

みなさんは何を想っていましたか?

みかんちゃん.jpg

みなさんの修了レポート、

心から楽しみにしています!!


スタッフ 松本



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