講座報告
2019年9月21日(土)10:00~17:45/2019年9月22日(日)9:45~16:00
1日目:豊田森林組合/2日目:豊田市石野交流館
目的/ねらい
1)これまでの講座を回想し、グループトークや塩見先生のワークショップを通して、自分を見つめる。
2)グループトークや合宿を通して、塾生間で想いや課題をシェアすることで関係性を深め、講座の場をより
  主体的なものにする。
3)卒塾生の体験やレクチャーを聴き、これから社会はどこに向かうのか、社会の変化に目を向け、自分の
  生き方に照らし合わせる。
   1日目  2日目
午前 第3回講座ふりかえり質疑応答 
レクチャー「くらし・かせぎ・つとめ」
  講師:駒宮博男 

グループトーク「I-time、We-time」
卒塾生トーク「卒塾後の活動を聴く」
テーブルトーク×2round
  1期:竹尾ひろしさん、6期:木下貴晴さん
  7期:尾崎あゆみさん、土井英二さん
  8期:加藤真澄さん、西田久代さん
午後 レクチャー「半農半Xという生き方」
ワークショップ「自分のXを考える」
  ゲスト講師:塩見直紀氏

レクチャー「100のなりわい」
  ゲスト講師:戸田友介氏

懇親合宿
inあすけ里山ユースホステル
レクチャー「地域に生き、地域を活かす」
  講師:鈴木辰吉

レクチャー
「これからの社会のカタチを俯瞰する」
  講師:駒宮博男

資料 圧縮:第4回_駒宮_労働観:稼ぎ、務め、暮らし.pptx 圧縮:第4回_塩見_半農半X.pptx
圧縮:第4回_駒宮_これからの社会のカタチを俯瞰する.pptx
1日目:35名/2日目:38名(卒塾生含む)

第4回講座は『くらし・かせぎ・つとめ「自分をみつめる」』と題し、

レクチャーとワークショップで様々な視点や実践例に触れ、

自分自身の生き方をみつめる時間となりました。


一日目。

まずは第3回講座「食と農」のふりかえりシートを元に、

駒宮先生による質疑応答です。

回を重ねるごとに、質問の内容も濃く深くなってきたように思います。

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 ↑すっかり自走式の車いすを乗りこなしている駒宮先生。


引き続き駒宮先生によるレクチャー「くらし・かせぎ・つとめ」。

「自立」とは?

これからの10年で社会がどうなっていくのか。

豊森的ワークシェアの可能性について。。。

様々な考察から、自分自身の暮らし・稼ぎ・務めのバランスについて

考えてみるきっかけに。


グループトークは「I-タイム、We-タイム」と題し、レクチャーを元に、

ワールドカフェ形式でそれぞれ「自分を語る」にトライ。

I-timeWe-time2.jpg

入塾の動機から、3回の講座を振り返っての変化など。。。

第4回1日目「Iタイム・Weタイム」.jpg

お互いの来し方行く末について、自由に語り合いました。



午後からは半農半X研究所の塩見直紀氏をゲスト講師にお招きし、

「半農半Xという生き方」について講義をしていただきました。

塩見先生レク.jpg

物腰柔らかな塩見先生。

しかしながら、お話の内容はズバッと鋭い!

「あるもので、ないものをつくる」

半農半Xというコンセプト誕生から25年、

ライフスタイル論から街づくり、ひいては国家ビジョンまでの提案に。

「我々は何をこの世に遺して逝こうか。金か、事業か、思想か。」

むむむ。。。という感想多数のレクチャーでした。


引き続き塩見先生によるワークショップ「自分のXを考える」。

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塩見先生レク3.jpg  

自分の「やりたい」を落とし込んでいく作業は、みなさん目がキラキラ。

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いいお顔をたくさん見させていただきました。 

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終了後は、塩見先生の書籍やワークブックを複数冊買い求める塾生多数。


学びがぎゅうぎゅうの本日の〆は、

旧築羽小学校を地域の新しい拠り所「つくラッセル」として再生され、

様々な地域の課題解決に取り組む戸田友介氏のレクチャーです。

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「100のなりわい」と題し、ご自身が豊田市旭地区に移住し、

どのように地域の方に受け入れられていったか。

どのように地域の課題をなりわいとしていったか。

地域の中でどのように4人の子育てをしているか。

塾生のみなさんは、人生まるっと実践な戸田さんのお話にぐいぐい

引き込まれ、もっと聞きたい!質問したい!という感想が多かったです。

ぜひまたの機会に。


今回は講座終了後、懇親合宿を企画しました。

普段は講座の中での質疑応答で、時間の制約もあり、

膝つき合わせたぶっちゃけトークがなかなかできない講師と塾生、

塾生と塾生との距離が、ぐっと縮まる時間となりました。

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まだ、みなさん普通のお顔ですね。(20時ころ)

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この後は、あの人のあんな技や、この人のこんなプレゼンや。。。

なんと濃ゆい時間だったことか!

写真は、敢えて載せません。。。(ご想像にお任せします)。

お話は深夜?早朝?まで続いたのでした。


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2日目は会場を石野交流館に移し、豊森の各期卒塾生をお招きし、

卒塾後の活動についてお話を伺う「卒塾生トーク」。

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1期の竹尾さんは「しし森社中」の取り組みについて。

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6期の木下さんからは下山の半農半林モデルの実践について。

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7期の尾崎さんは行政の立場から「公私同一」の心構えについて。

同じく土井さんからはプチ社会貢献=森林ボランティアの取り組みについて。

8期の加藤さんからも半農半林の活動について。

同じく西田さんからは今秋開院した「旭の森 助産院」について。

それぞれお話いただき、

テーブルに分かれてよりお話をお聞きしたい方のもとで、

インタビュー形式のトークを繰り広げました。

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塾生の皆さんからは

「それぞれの方々が豊森で触れたこと、

得た仲間とともに活動されており、率直に良いなと感じました。

豊森のレクチャーを受けていると、漠然と何かしなければと、

やたら大きなコトを考えがちなのですが、

今日話をしていただいた皆さんは等身大で、

自分にできることをやっていらっしゃるなと感じました。

自分もあせらなくていいんだと思えました。」

と、自分の生活に引き寄せて考える感想が多く聞かれました。

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午後からのレクチャーは「地域に生き、地域を活かす」と題し、

(一社)おいでん・さんそん代表理事の鈴木辰吉氏が最近立ち上げた

(一社)押井営農組合についてのお話。

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農を諦めたとき、集落は消滅へ向かう。

「自給家族」になって中山間地農業を支える仕組みづくり。

CSA(地域支援型農業)の可能性について。

クラウドファンディングに絶賛チャレンジ中の取り組みについて

タイムリーで熱いアツイお話をいただきました。


第4回講座のラストは駒宮先生によるレクチャー

「これからの社会のカタチを俯瞰する」です。

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先生からの投げかけで、テーマごとに話し合う時間も。

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2日間のグループワークや合宿でぐっと近づいている塾生同士で、

これまで以上に打ち解けた雰囲気のディスカッションになりました。


<追記>

今回のとよもり食堂は、スパイシーな食欲の秋を演出してくれました。

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キンキンに使った頭と、二日酔いの胃腸(?)に沁みるとよもりメニュー?

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今回はなんと!ゲストの土井さんと木下さんのお誕生日でしたので、

特製のチョコレートケーキ&ラズベリーソースのデザートプレートも!

「是非『サラメシ』に!」との呼び声も高いとよもり食堂。

今月も心ある食事を、ご馳走様でした。

次回は豊森なりわい塾のキモ!「聞き書き実習」です。

お楽しみに。。。


事務局 松本




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